RRRという映画が公開されており、みんなが口を揃えて「面白い!」「絶対見るべき!」と言います。
それほど言うなら見にいってやる!と思い、映画館まで足を運びました。
その時の感想を含めて、RRRを面白くない!つまらない!という人がいないのに、「合わない」という人がいる件について、ただの感想をアウトプットします。
※記事の性質上、若干のネタバレを含みますのでご注意を。
RRRは面白くない!つまらない!という人は本当にいないのか?
Filmarkや映画.comなどの大手の映画レビューサイトを見ると、ほとんどの人が星5とか星4をつけています。
その中でも星3にも届かない評価をしている人もいるのでそういう人の感想に目向けてみました。
RRRは面白いけど3時間は長い
3時間映画というのはインド映画では、そこそこあります。
そのため個人的には3時間と聞いて驚くことはないのですが、実際に映画を見ると気持ちがわかります。
3時間が長いというよりは、話がクライマックスに向かっていると思っていると、まだ終わらなくて「え?まだあるの?」という感じで長さを感じます。
3時間という時間を意識することはなかったのですが、クライマックスに向けて前のめりになったのに、肩透かしを喰らった気になってしまいました。
ただし最後まで見てみると、3時間はあっという間でしたし、ストーリーもモヤモヤが残らずに終わり、満足のいくものでした。
「私には合わなかった」という人がいるのだが・・・
RRRがいくら面白い!と言われていても合わない人はいます。
ただそういう人の意見を見ていると、70点ぐらいの評価をつけているように思うんですよね。
え?100点じゃないとタイトルに面白い!ってはっきり付けられないの?と思ってしまいます。
ただみんなが面白いと言っている中で、「私には合わない、ハマらなかったな」と言って注目を集めいたいだけの、中学2年生の男子かと思いました。
期待値が高すぎて「こんなもんか」と思う人がいる
インド映画をよく見ている人や、期待値が高すぎてウッキウキで観に行った人が少なからず落胆しているのもあります。
100点を求めていったら、60点でしたではがっかりしますからね。
これは、まあ、仕方ないと思います。
映画の中には、超人的で不自然な動きや、明らかにおかしい状況・展開などがあり、「絶対に見るべき!」と言われているような作品にしては粗が目立つようにも思えました。
そのため完璧な、文句のつけようもない映画を期待していくと、期待値ほど面白いとは言えないのかもしれません。
Twitterでは面白くないという人はいなくはない
私が調べた範囲ではありますが、TwitterにはRRRを面白くない!つまらない!と呟いている人はほとんどいませんでした。
見つかったのは下記のツイートだけでしたね。。。
褒めるのは許すけれど「RRR つまらない」「RRR おもしろくない」で検索したら「つまらないなんて言っている人いない!」「おもしろくないシーンがない!」という文面で検索汚染してくる連中は許さん。
— デビット・ライス (@RiceDavit) February 1, 2023
その他は下記の人が言うような状況でしたねw
つまらないところがない 面白くない時間がない ツイートばかりでわらう だいじょぶや
— ちょ (@mamegohan_suki) January 30, 2023
RRRは面白くない?つまらない?【私の感想】
RRRを見てきた私の感想ですが、「面白かった!」に尽きますね。
基本的にストーリーはわかりやすいですし、モヤモヤすることもないので後味の悪さもなかったです。
期待値を上回ったか?
個人的には期待値を上回ったと言うよりは、いい意味で期待を裏切られた、に近いです。
「仲良くなった男同士が、実は敵同士で、戦う羽目になる物語」ぐらいしか事前情報がなかったのですが、どこかハリウッド映画のようなものと考えていました。
CGをフルに使ったド派手はアクション映画をイメージして行ったんですね。
そうしたら、アクション映画なんだけど、一番の見どころはそこじゃなかったんですよね。
どこが面白かったポイント?
では、一番の見どころというか面白いポイントはどこかというと、話題になっているナートゥダンスですね!
え?そこが話題になっているのは知っているんだが?というのはわかっていながら話しますが、やはり一番よかったのがナートゥダンスなんだから仕方ないです。
じゃあなぜナートゥダンスが一番いいのかというと、ダンスのクオリティの高さと普段目にすることのないものだからですね。
話題だからとナートゥダンスを動画でアップしている人いますが、全然クオリティが低いです。
本家はプロなんだからそれに及ばないのは仕方ないのですが、クオリティの低いダンスをみて「なんだこんなもんか」と思って欲しくないんですよね。
躍動感が半端ないにも関わらず、軸が全然ぶれてないし、大雑把に動いているようで手足、足先の動きまで超細かいです。
J-POPのダンスやブレイクダンスなどのスマートな感じはないのですが、それが故か、荒々しさが非常に新鮮で素晴らしかったです。
ダンスへの導入の仕方もカッコよかったですし、最高でした!
難しいことを考えなくていいのも良いポイント
中にはストーリーが物足りなかった、もう少し考察したり考えたりする余地が欲しい、みたいな人いますが、それはジャンル違いですよね。
ミステリー映画でも見てれば?アクション映画やぞ?と言いたくなります。
それぐらいストーリーは、超シンプルでクセも捻りもありません。
主人公たちが出会い、敵対し、最後には手を取って悪を倒すだけの話なので、見たまんまを頭に入れることができます。
伏線とかもありません。
私は逆にそれが面白くない、つまらないという人がほとんどいないポイントなんだと思います。
昨今、話題になる映画のストーリーは伏線回収が見事だったり、視聴者に考えさせるものがあったりするのですが、RRRにはそれがありません。
つまりはストーリーについて賛否両論になりそうなポイントがほぼなく、マイナス評価を付ける人がいないんです。
いたとしても「普通すぎる」ぐらいですが、マイナス評価までつける人はそういないでしょう。
多くの人が日常に不満や悩みを持っていると思うので、エンタメぐらいはスッキリ楽しみたいと心のどこかで思っていると思います。
そうした中でRRRは、それはもうスッキリ楽しめる出来になっているので、民衆の支持を集めているんだと思います。
まとめ
RRRについて面白くない!つまらない!という人についてと、私の感想についてまとめました。
RRRは、他人に勧めることができる数少ない作品の一つになりましたね。
観に行ってよかったです!