カウボーイビバップは1998年4月から全26話放送された大人気アニメで、2021年には実写ドラマがNetflixで配信されましたね!
そんなアニメの主人公であるスパイク・スピーゲルの過去についてまとめました!
カウボーイビバップのスパイクの過去まとめ!
カウボーイビバップのメインストーリでは、スパイクは過去をどうしても振り切れていないように感じました。
最終的にはスパイクは過去に決着をつけに、組織に乗り込む事になります。
スパイクがどうなったかについては関連記事「カウボーイビバップでスパイクは死亡したのか?最終回のメッセージヒントあり!」をご覧ください。
過去の描写については、断片的にスパイクの回想という形でしか表現されていませんが、それらをつなぎ合わせて、スパイクの過去をまとめていきます!
スパイクとジュリアの出会いから恋人になるまで
スパイクがジュリアと最初に会ったのはビリアード場でした。(第26話の回想シーンより)
服装を見る限り、休日だったのか、まだ組織の中では下っ端だった頃のでしょう。
完全に目を奪われていました。
ビシャスが連れていた女性でしたので、はっきりとはアプローチはしなかったのでしょうね。
そして、おそらくこの時に、ビシャスに「あの女には気をつけろ」と忠告されているのでしょう。(第12話回想シーンより)
その後、何らかのミッションで大怪我を負ったのでしょう、ジュリアのアパートの前で倒れ込んでいるところを助けられます。(エンディングより)
全身包帯で巻かれている状態でベッドに横たわるスパイクをジュリアが看病しているシーンも描かれていましたね。
この件から、お互いを思い合うようにっています。
そして、2人はこんな会話をしています。
「左右の瞳の色が違うのね」
「この左の目は過去を見てるんだ」
「じゃあ、右の目は?」
このように、目の色が違うことがわかるぐらい近くでお互いを見つめ合う関係になっているということは、もうこの時点では恋人になっているということでしょうね!
ちなみにスパイクの目の色が違う事については関連記事「カウボーイビバップのスパイクの目は義眼なのか?どのシーンからわかる?」をご覧ください。
スパイクとジュリアの別れ
2人は幸せだったのでしょうが、組織での仕事が足枷になっていたのだと思います。
スパイクは組織を抜けようとして、ジュリアとこんな会話をします。
スパイク「これが終わったら、俺は足を洗う。」
ジュリア「あなた、殺されるわ」
スパイク「死んだことにするのさ」
スパイク「(1枚のメモを私ながら)墓地で待ってる。もちろん行きた姿でな」
ジュリア「私は一緒には行けない」
スパイク「来るんだ、ここから、この世界から抜け出すんだ」
ジュリア「そしてどうするの?」
スパイク「どっかで自由に暮らすだけさ。夢でも見てるようにな。」
スパイクのセリフってどれも詩を歌っているような格好良さがありますよね!
他にも数々の名言がありますので、関連記事「カウボーイビバップのスパイクの名言集!」にまとめみました!
気になる方はこちらも読んでください!
話を戻しますと、スパイクとジュリアの仲を知っているビシャスは2人が組織を抜けようとするのを阻みます。
ジュリアにスパイクを殺すようにビシャスが次のように話します。
ビシャス「俺を裏切るつもりか?この世界から抜け出すか。たとえ夢でも不可能な話だ」
ジュリア「彼を殺すの?」
ビシャス「(机に銃を置きながら)そうだ、お前の手で」
ジュリア「(ハッとする)」
ビシャス「生き残るか2人で死ぬか、お前が選べる」
そうしてジュリアはスパイクから受け取ったメモを破って窓の外から捨てました。
スパイクは薔薇を持ったまま雨の中、ジュリアを墓地で待ち続けましたが、ついにジュリアは現れず、スパイクは1人で去って行きました。
スパイクとレッドドラゴンの組織の人の関係
物語の中では、スパイクが組織にいた頃に関わりのあった人が何人か登場します。
それらの人も紹介します!
弟分のリンとその弟のシン
スパイクが組織の一員だった頃、弟分だったリンは、ビシャスの元で働いていました。
ビシャスの下で働く一方で、スパイクへの尊敬の念は消えていませんでしたが、最終的には掟を守り、ビシャスの盾となって死んでしまいました。
リンには弟のシンがおり、シンもまたスパイクに尊敬の念を抱いていました。
シンは直接スパイクと関わりがあったわけではなさそうですが、リンを通じたり組織での働きを見たりするなどして、スパイクの為人と知っていたのでしょう。
そして、最後には組織と戦うスパイクを手助けし、命を落とします。
この2名についても具体的なエピソードはありませんが、物語の中で描かれる2人をみると、スパイクがリンの世話をよく見ていたことがわかりますね!
真面目な2人だけに、どこか力の抜けた存在であるスパイクに対して憧れに近い感情を抱いていたんでしょうね!
世話になった幹部であるマオ
最初にレッドドラゴンの話が出てきたのが第5話で、この時にマオも登場しました。
マオは組織の中では穏健派で、敵対組織と手を組もうと裏工作をしているところを、ビシャスに殺されてしまいました。
その後マオはスパイクを釣り出す餌として懸賞金をかけられてしまいます。
スパイクは、マオについて「昔、世話になった」と助け出そうと動き出しますが、最終的には自分が大怪我を負ってしまう状況に。
マオとの過去のエピソードは語られませんでしたが、命をかけて救うほど恩義を感じる何かがあったんだと思います。
マオと仲の良かったアニー
マオと同じく、第5話で初登場するアニー。
マオの件でビシャスの元に向かうときに、武器を調達にアニーの元を訪れますが、アニーはスパイクが組織を抜けるときに命を落としていると思っていたため、生きていることに驚きを隠せませんでした。
アニーはマオと親友で、良いまでも旦那とマオと3人で撮影した写真をレジの横に飾っていました。
物語の最後ではレッドドラゴンに命を奪われますが、死ぬ間際までスパイクとジュリアのことを案じていた、姉御肌女性です。
こちらも具体的なエピソードはありませんが、マオと仲が良かったことから、スパイクのこともよく面倒を見ていたと思われます。
まとめ
カウボーイビバップのスパイクの過去についてまとめました。
主に各話にある回想シーンやエンディングにて、スパイクの過去は描写されていましたね!
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