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少年野球での3年生のレベルの具体例を紹介【動画あり】

子供から大人まで幅広く人気のあるスポーツである野球ですが、もし自分の子供が「野球をしたい」と言ってきたら少年野球に入るという選択肢があります。

 

プロ野球選手や甲子園で活躍する高校球児を見て、「野球ってかっこい!自分もしたい!あんな風になりたい!」と思い少年野球にはいる子供多いはずです。

 

少年野球チームは地域ごとにあって同じ小学校やとなりの小学校の子供たちが多い傾向にあり、少年野球に入ることは友達を作るという観点からも有効であるといえます。

 

そんな少年野球は小学1年生~6年生で活動しているチームが多く年齢層が幅広いです。

 

成長期である小学生ですから、1年生から6年生では野球のレベルも差があるため、少年野球チームごとに低学年と高学年の2チームで活動するなど工夫されています。

 

今回はそんな少年野球の3年生のレベルを考察していきたいと思います。

 

少年野球での3年生のレベルについて解説

 

先ほども言いましたが、少年野球チームの多くは小学校1年生から入ることができますが、1年生から少年野球を始めるということが決して多いわけではありません。

 

中には3歳頃からキャッチボールなどを始めて、野球に興味を持ち、小学校に上がると同時に少年野球に入るという子供もいますが、小学校に入ってから友達と外で遊ぶことが増えたり、小学校の友達に誘われて、といった形で2年生から3年生くらいになってから少年野球に入るという子供もいます。

 

一例として有名な現役プロ野球選手が何年生くらいで少年野球に入ったのかを表にまとめてみました。

 

菅野智之選手(巨人) 小学校1年生
藤浪晋太郎選手(阪神) 小学校1年生
坂本勇人選手(巨人) 小学校1年生
筒香嘉智選手(元DeNA、現レイズ) 小学校2年生
山田哲人選手(ヤクルト) 小学校2年生
鈴木誠也選手(広島) 小学校2年生
山川穂高選手(西武) 小学校3年生
柳田悠岐選手(ソフトバンク) 小学校3年生
大谷翔平選手(元日本ハム、現エンゼルス) 小学校3年生
前田健太選手(元広島、現ツインズ) 小学校3年生

 

日本で活躍する選手からアメリカのメジャーリーグで活躍する選手まで超有名選手を挙げましたが、やはり小学校1年生からだけでなく3年生から始めた選手でも一流のプロ野球選手となっている人もいます。

 

二刀流で世界でも有名な大谷翔平選手も3年生から始めたんですね。

 

このように少年野球を始める人が多く、始めて間もない学年である小学校3年生の少年野球のレベルは決して高いとはいえません。

 

少年野球の指導者も小学3年生くらいまでは試合数があまりないことからも、試合での勝ち負けよりも野球をすることの楽しさを教えることに重きを置いていることが多いです。

 

キャッチボールであれば「塁間を投げれるようになった」や「相手の胸付近に正確に投げられるようになった」など自分の成長を感じられる成功体験により野球が好きになっていくのです。

 

また、3年生くらいまでは4年生くらいから増えてくる実戦の試合に備えた基礎的な練習をする期間でもあります。

 

以上のことからも小学校3年生の少年野球のレベルは高くはありません

 

少年野球の2年生や4年生のレベルについて

少年野球において、3年生と言うのはそれほどレベルの高いものではないのですが、2年生や4年生出会っても大した差はありません。

流石に6年生ともなってくると体の大きさに差が出てきますので、同じレベルとまでは行かないでしょうが、2年生や4年生ではまだまだ伸び代を期待できます。

我が子がどれだけできるか、レベルを知りたくなる気持ちはわかりますが、まずは野球を楽しんだり、ライフスタイルの中に組み込んでいくことを優先したほうがよいでしょう。

 

少年野球の3年生のレベルの具体例

 

以下ではキャッチボールとバッティングに分けて少年野球の3年生のレベルを具体的に考察していきます。

 

少年野球の3年生のレベル~キャッチボール編~

 

 

野球の基本中の基本であるキャッチボールの3年生のレベルを紹介します。

 

3年生ではキャッチボールをすることは大体の人はできるため、基本となります。

 

相手の投げたボールを落とさずに正確に取り、相手の胸付近めがけて正確に投げることができるということが基本となります。

 

そこから少し発展したことが胸付近を狙って投げていたボールを相手の右肩付近(相手が右投げの場合)をよりピンポイント投げるということです。

 

これは実際の守備をする際にとったボールを投げるときにグローブを右肩付近に持って行ってから投げるため、ボールをとってから投げるまでの動きがスムーズになります。

 

そのためキャッチボールから右肩を狙って投げることでより正確なコントロールの練習と相手が次の動作へスムーズに入れる場所を自然と身につけることができて一石二鳥です。

 

これらキャッチボールを発展させたものが守備でのスローイングです。

 

塁間より距離のあるサードかショートの守備位置についてノックを打ってもらいファーストにスローイングします。

 

このとき、ノーバンでファーストに正確に投げられたら3年生としてはレベルは高めであるといえます。

 

ファーストにワンバンで正確に投げられたら3年生としてはレベルは標準であるといえます。

 

なのでまずは、サードやショートからはワンバンで正確に投げることをできるようになることが重要です。

 

また、ノーバンで投げるといっても山なりでファーストに届くのとワンバンで投げるのとではワンバンの方がアウトになりやすいことがしばしばです。

 

次にさらにキャッチボールを発展させたものがピッチングです。

 

ピッチングでは自分の思ったところに投げ分けるというより精度の高いコントロールが求められます。

 

ストライクゾーンのうち高め/低め、内角/外角といったように2分割のゾーンに投げ分けができることは標準レベルといえます。

 

ストライクゾーンを内角高め/内角低め/外角高め/外角低めの4分割のゾーンに投げ分けができればレベルは高く上級レベルといえます。

 

次にピッチングに重要な球速は3年生で70km/h以上を投げられればレベルは高いといえます。

 

しかし、まだ体が成長しきっていない3年生のうちはスピードを目指すより正確なコントロールのような技術的な所の方がより重要です。

 

少年野球の3年生のレベル~バッティング編~

 

 

次に3年生のバッティングのレベルを紹介します。

 

まずトスバッティングのように近くでトスしてもらったボールをバットに当てて打てることは標準レベルであるといえます。

 

次にマウンド付近から投げてもらいストライクとボールの見極めをして、ストライクを打ちにいき強いあたりを打つことができればレベルは高いといえます。

 

バッティングに関しても3年生ではまだ体が十分でないのでバットが少し重く感じるかもしれません。

 

そのため、バットを短くの持つなどの工夫をしてまずはバットにジャストミートする感覚を覚えることが重要です。

 

 

まとめ

 

 

少年野球の3年生のレベルについて標準レベルと上級レベルを考察してきましたが少年野球を始める年齢は人それぞれ違うので一概には言えませんが、全体としてはレベルはそれほど高くないといえます。

 

もし自分の子供が3年生になって少年野球を始めたいといってきても安心して始めさせて良いと思います。

 

 

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