ビールを飲みながら野球観戦をする人のために、球場内でビールを売り子が歩き売りしています。
最近ではビールの売り子がかわいいと話題になることも増え、顔だけで採用しているように思われています。
しかし実は、ビールの売り子は顔採用だけではないのです。
この記事ではビールの売り子について顔採用ではない理由と、採用されるために必要な3つのことについてまとめています。
ビールの売り子を目指している人は、参考にしてくださいね。
ビールの売り子は顔採用とは限らない
【プロ野球】
阪神タイガース(甲子園)が12球団最速で立ち売りのビール売り子さんが、新型コロナウイルス拡散防止対策の新スタイルで販売をスタートした。売り子さんは、マスクに手袋を着け、現金は袋に入れる方法で販売する。 pic.twitter.com/4ZSZQg3MMl— びぃぜっとぉ (@bz1988921lmlove) July 10, 2020
ビールの売り子は顔だけで採用されているわけではありません。
もちろん顔も重要なファクターです。
とびきりの美人の場合は顔採用されることもなくはないでしょう。
しかし、それよりも実際に仕事ができるか?という部分が重視されます。
ビール樽を持ち運べるだけの体力が必要
ビールの売り子をするためには、何よりビール樽を背負って球場の階段を昇降し続ける体力が必要です。
その重さにして、ビールを満杯にして15kg近くになります。
そのため、まずはビール樽を持ち運べるだけの体力が必要になってきます。
面接時にもスポーツ経験や体力に自信があるかを聞かれれます。
具体的な面接内容について知っておきたい人は関連記事をご覧ください。
関連記事:売り子の面接完全対策!【服装、髪の色、面接内容まとめ】
球場内にはウイスキーやサワーなど、ビール以外の飲み物を売る売り子もいます。
そういう人はビール樽を背負うことはないので、試合中動き回れるだけの持久力があれば大丈夫です。
もちろん飲み物を持ち運ぶ体力や筋肉は必要ですが・・・。
ビールの売り子をしたい人は顔採用だと決め付けて、見た目だけを気にするのではなく、筋トレやランニングなどして体力をつける努力をアピールすることも重要でしょう。
高い接客能力が必要
ビールの売り子は顔だけで売っているわけではなく、接客がメインとなってきます。
そのため愛嬌のある笑顔が作れるか、常連の顔を覚えて話しかけに行ったりできるか、などの積極的な接客能力が求められます。
また賑やかな球場の中でもお客さんに声が聞こえるように、声をしっかり出す必要もあります。
そして何よりお客様に対して配慮ある行動ができるのかが重要になってきます。
愛嬌もなく何回も買っているのに自分のことを覚えてくれていない子より、親しみのある子から買ったほうが気分的にもおいしく飲めるというものです。
そのため面接のときには、高い接客能力があることをアピールできるようにしなくてはいけません。
協調性が必要
「自分はかわいいから受かるだろう」なんて考えている人は受かりません。
ビールの売り子は、売っているときは一人ですが、チェッカーの人(ビール樽を交換する人)とコミュニケーションをとりながら仕事をする必要があります。
また先輩になると、後輩に指導することもあります。
つまり個人ではなく、チーム・組織として活動していく必要があります。
そのため変に上から目線だったり、自分勝手な行動や考えをしていると仕事に支障がでます。
そのため協調性があるか?という視点は重要になります。
ビールの売り子に採用されるために必要な3つのこと
ビールの売り子は顔採用ではないことは、これまで説明したとおりです。
それではビールの売り子に採用されるためには必要なことをまとめました。
身だしなみを整えること
「顔採用じゃないといいながら、早速見た目かよ」と思われるかもしれませんが、接客業である以上、見た目は大切です。
ただし美醜じゃなくて、身だしなみを整えることです。
清潔感を出すために、長髪の人はポニーテールにしたり、思い切って髪を短くするなどするといいです。
もちろん服装も派手なものではなく、落ち着いた服装がいいでしょう。
これはビールの売り子に限ったことではありませんが、だらしない格好をしている人や、髪がぼさぼさの人を積極的に採用しようとは誰も思いません。
そのため清潔感がって、人当たりのいい感じに身だしなみを整えることは、面接を受ける上での重要なファーストステップです。
身だしなみについても関連記事にまとめているので、そちらも確認してください。
関連記事:売り子の面接完全対策!【服装、髪の色、面接内容まとめ】
自分の個性を出すこと
しっかり準備していくことは重要ですが、面接ではリアルにその人の個性を感じたいというのがあります。
機械的にパラメーターだけで判断するなら、履歴書に必要な項目を記載してもらうだけでいいです。
しかし最終的に判断するのは人間で、仕事をするときに相手をするのも人間です。
そのため「自分はこういう人間だ」という風に個性を出して、それが売り子として適正かを判断してもらう必要があります。
そのため自分を偽ったりせずに、個性を出していくことが大切です。
もちろん「素」ではだめですよ。自分をアピールするんですから、ある程度の誇張や、ちょっとした演技は必要です。
重要なのは、その状態を仕事をしている間ずっと継続できるかです。
でなければ、採用した人が「こんなはずでは・・・」と思ってしまいますし、なにより、自分が一番疲れてしまいますよ。
別の会社も受けてみること
ビールの売り子を欲している会社は1社だけではありません。
そのため1社がだめだったら、もうだめ、というわけではなく、気持ちを切り替えて次の会社を受けた方がいいです。
不採用となった理由は説明されることはありませんが、もしかしたらあなたに問題があるのではなく、単純にその時に必要としているキャラクターではなかっただけかもしれません。
すでにあたなたとキャラクター的にかぶる子がいて、「同じような子がいるから、今回は見送ろう」という場合もあります。
そのため、1社がだめでも次の会社を受けてみることをおすすめします。
最後に
ビールの売り子が顔採用についてまとめました。
顔採用と言わないまでも、それ以外の部分と半分半分ぐらい顔は重要です。
逆に言えば、顔じゃない部分でも武器になるということです。
一番考えるのは、「野球観戦をする人に野球を楽しみながら飲食を楽しんでもらうためには?」というのを考えられることでしょう。