アニメ・漫画

犬夜叉とかごめのその後はどうなった?【半妖の夜叉姫での二人を徹底解説】

犬夜叉は高橋留美子さんが週刊少年サンデーで連載した漫画です。

戦国時代を舞台にし、半妖である犬夜叉と女子中学生日暮かごめの「四魂の玉」を巡る冒険活劇として人気を博しました。

原作単行本は全56巻が発売され、アニメ化もされた人気作品です。

そして2022年には「半妖の夜叉姫」として、犬夜叉とかごめの子供の世代が主役となったアニメも放送されていますね。

この記事では漫画版の犬夜叉のその後と、「半妖の夜叉姫」で二人はどうなったのか?について解説したいと思います。

今回は、犬夜叉とかごめのその後の生活がどうなっているかを高橋留美子さんが世の中に出した公式のエピローグを紹介します。

犬夜叉とかごめのその後【漫画版の最終回】

漫画の最終回のその後は、ワイド版コミックスの最終刊に、半年後の物語が語られていました。

 

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かごめが四魂の玉を消滅させることで、犬夜叉とかごめの1年間に渡る冒険は終わりを告げました。四魂の玉がなくなったことで、犬夜叉とかごめは互いの世界を行き来することができなくなっています。

それから3年の月日が流れました。

かごめのその後、高校を卒業しても犬夜叉への気持ちは変らず

かごめは高校を卒業したものの、犬夜叉への気持ちには変わりはありません。骨喰いの井戸をのぞき込んでみると、そこには地面しか見えませんでした。これからもずっと犬夜叉のいない世界で生きていくことに寂しさを感じているかごめは「犬夜叉に会いたい」と強く願いしました。すると骨喰いの井戸の先に空が見えました。

犬夜叉のその後、かごめを大切に思う気持ちは変らず

犬夜叉はかごめを現世に送り届けて、家族に会わせることでホッとして戦国の世に戻りました。そこからは弥勒と協力して、村々の妖怪退治の仕事をしています。それでも3日に1回は、骨喰いの井戸のところに通っていました。そしていつものように弥勒と珊瑚の子供におもちゃにされていると、骨喰いの井戸からかごめの匂いがしました。

犬夜叉とかごめのその後、二人で歩む明日

高校を卒業したかごめは、犬夜叉のいる世界で生きることを決めました。巫女の衣装を身にまとい、楓ばあさんの下で薬草を煎じたり、お祓いの手伝いをしていました。そして、犬夜叉とかごめは結婚しており、かごめが殺生丸のことを「お義兄さーん!」と呼んで、すごくイヤな顔をされていました。

そうして少しずつ生活が変りながらも、犬夜叉と毎日を積み重ねて行くことに幸せを感じながら、二人で明日へと歩んでいこうとするのでした。

犬夜叉とかごめのその後についての感想

高橋留美子さんの作品って最後はかなりキレイに終わらせるんですよね。ハッピーエンドというより、グッドエンド的な終わり方な気がします。「みんな幸せで終わり」というよりは、「これから生きていくのが楽しみ」という終わり方ですね。

犬夜叉とかごめの物語も、奈落と四魂の玉の話で終わりましたが、また新たな大妖怪が出てこないとも限りません。そういうまだ続きを想像させてくれる作品でしたね。

 

犬夜叉とかごめの最終回から半年後のエピソード

犬夜叉の物語は、全56巻で終わりを告げたのですが、実はその後に発売された、ワイド版の最終巻で、さらにその後を描いた話がありました。それは、最終回から半年後の世界でした。

犬夜叉とかごめのその後 特別編「あれから」のあらすじ

犬夜叉と弥勒がいつものように妖怪退治に向かいます。今回の討伐対象は破魔の矢で封印されていた「根の首」という妖怪でした。封印していた破魔の矢を楓に見せたところ、50年前に桔梗が封印した妖怪であることが分かりました。

かごめ、珊瑚、りんは人払いされ、別の場所にいたところ、「根の首」がかごめを桔梗と勘違いして襲いかかってきました。このとき珊瑚は子供を七宝に預け、飛来骨で「根の首」を退治します。

その後、犬夜叉と弥勒が駆けつけますが、桔梗の事を黙っていた犬夜叉に怒鳴るかごめ。いらぬ気遣いは危険だと判断した弥勒によって、「根の首」のことを聞きます。

黙っていた犬夜叉は脂汗をかきながら(怒ってねえのか・・・)、かごめは桔梗のことを話してくれなかった犬夜叉に(隠すことないのに・・・)と、すれ違っています。この辺は相変わらずですね。

このときかごめたちに襲いかかった「根の首」は一部で、村全体を襲っていました。本体を退治すべく、犬夜叉、かごめ、弥勒、珊瑚のパーティ再結成です。

「根の首」は土中で増えて、村人を次々と襲っていました。そこでかごめは居場所を探るべく、単身囮となり、根の首の本体を土中から引きずり出しました。本体が出れば、犬夜叉とかごめで退治します。

一人で囮となったかごめを犬夜叉が怒鳴ります。しかしかごめは「犬夜叉が助けてくれると信じていた。だから桔梗の事も話してくれればよかったのに」と話します。これには犬夜叉は「怒っているのか?」と聞きますが、「怒ってない。けど私のことも信じてよ」とかごめ。

草原で犬夜叉とかごめが寄り添って座っているシーンで幕となりました。

犬夜叉とかごめのその後 特別編「あれから」の感想

犬夜叉とかごめの関係があまり変っていないことに驚きです。桔梗のことはお互いに納得のいく形になっていたと思いましたが、犬夜叉にとってはまだシコリになっているようでしたね。加えて、二人のやりとりの進展の無さよ。いつまで犬夜叉は「怒ってんのか?」とか聞くんでしょうね。

 

「半妖の夜叉姫」で描かれた犬夜叉とかごめのその後

半妖の夜叉姫では、犬夜叉とかごめの子供である「もろは」がメインキャラクターの一人として登場しています。ただ、初登場シーンからもわかりますが、もろはは犬夜叉達と生活をともにしていませんでした。

 

犬夜叉とかごめはどうなったのか?

半妖の夜叉姫のアニメ第15話「月蝕、運命の惜別」で、二人がどうなったかが描かれていました。

麒麟丸という大妖怪は人間と半妖を忌み嫌っており、犬夜叉とかごめの子供であるもろはの命を奪おうとしていました。そのことを知った、犬夜叉とかごめはもろはを安全な場所に送り、二人で麒麟丸と対峙します。

しかし、麒麟丸と一緒に殺生丸も現れており、不意を突かれた二人は殺生丸に犬夜叉の父親の墓場がある「あの世とこの世の境」に封印されることとなりました。これは殺生丸が犬夜叉たちを助けるために麒麟丸の手の届かないところに移動させたかったからです。

こうして、二人ともろはは離れ離れになってしまいました。

 

犬夜叉、かごめともろはの再会

犬夜叉とかごめが封印されて14年の歳月が過ぎ、もろはは妖怪退治屋となっていました。そして殺生丸の娘であるとわとせつなと出会い、様々な苦難を乗り越えていきます。

そして、犬夜叉たちともろはが再会を果たすのは半妖の夜叉姫のアニメ第39話「親子の再会」でした。

もろはたちは、殺生丸に犬夜叉と同じように麒麟丸から守るために、「あの世とこの世の境」に送られました。そして、そこで犬夜叉とかごめと再会することになります。

再会のシーンは感動的で、離れていても犬夜叉とかごめがもろはを愛していたことがわかる感動的なシーンでしたね。

 

半妖の夜叉姫の最終回の犬夜叉とかごめ

半妖の夜叉姫の最終回では、犬夜叉ともろはが一緒に妖怪退治をしているシーンがありました。そのおかげで、もろはの借金を完済することができました。

その間、犬夜叉たちは一緒に生活しており、親子とも仲良く生活している様子が描かれていて、なんだか安心しました。最後にはもろはがとわたちと旅に出ることになりますが、それを笑顔で送り出している姿は、グッときましたね。

ここまでハッピーエンドで終わってくれる作品も最近は珍しいなと思いますが、個人的にはかなり好きな最終回でした。

 

最期に

犬夜叉とかごめのその後についてまとめました。

半妖の夜叉姫でも、犬夜叉とかごめの間柄はあまり変っていないようでしたが、紆余曲折ありながらでも、最後には親子仲良く暮らしているようでよかったです。

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