雑学・豆知識

パスポート写真でメガネは外す方がいい?コンタクトは要注意!

普段メガネをかけている人は、パスポート写真を撮影するときにもメガネをかけていないといけないと思っている方は多いです。写真付きの身分証明書ですから、普段と同じようにしていなくてはならないと思うのも無理はありません。

そこで、普段メガネをかけている人は、パスポート写真を撮影するときにもメガネをかけていなくてはならないのか?また、サングラスやカラコンはどうなのかについて、パスポート写真の規定に則して、説明します!

 

パスポート写真を撮影するときはメガネは外す方がいい

パスポート写真を撮影するときのメガネの着脱に関する規定はありませんが、メガネについては外務省では次のように注意を促しています。

より確実な本人確認のため、眼鏡を外した顔写真を推奨します。眼鏡を着用するとき、色付きのレンズや反射・影があるものは不適当です。また、目を妨げる縁・フレームがないものに限ります。医療上必要とされない限り、サングラスや処方のない色付き眼鏡は不適当です。

出典:旅券用提出写真についてのお知らせ(PDF)

この記述の裏には「黒目がはっきりと見えること」や「顔の輪郭を隠さないこと」という考えがあります。そのためNGと判断されないためにも、パスポートの写真を撮影するときはメガネは外す方が良いでしょう。

 

パスポート写真がメガネを外した写真で入国審査のとき大丈夫か?

普段メガネを着用しているのだから、入国審査の時に引っかかるんじゃないか?と不安に思う方はいると思いますが、特に問題はありません。

というのも、「メガネを外して」と言われるので指示通りに外せばOKだからです。実際に同じような状態の人の話を集めると次のような意見が多いです。

これらから分かる通り、メガネなんて外せばいいわけですから、規定に抵触するリスクを負うより、メガネを外して撮った方が賢明ということです。

 

パスポート写真に「コンタクトは大丈夫でしょ」という方へ

パスポート写真を撮影するときにコンタクトなら大丈夫と思っている人は、注意しなければならないことがあります。

それは「ACUVUE define」に代表されるような「瞳を大きく見せるコンタクトレンズ」もしくはカラーコンタクトをしている人です。


ワンデー アキュビュー ディファイン モイスト ラディアントスウィート

パスポート写真において、「瞳」は個人を識別する重要な要素だと考えられています。そのためカラーコンタクトで瞳の色を変えた写真はNGとされています。このとき、瞳の色を変えないで、瞳を大きく見せた場合、どう判断されるか?ということです。

 

外務省としては次のように注意喚起しています。

カラーコンタクトや瞳のフチを広げるコンタクトを装着したものやフラッシュなどの影響により瞳が赤く写ったものは不適当です。上記コンタクトを着用の場合、出入国の際、不利益を被る可能性があります。

出典:旅券用提出写真についてのお知らせ(PDF)

実際に、こういったコンタクトレンズで入国審査を通らなかったという事例は(2019年2月現在で)ありませんが、どこかの国で入国審査が通らなくなる可能性は否定できません。

そのため普段からこういったコンタクトレンズをしている方は、外して撮影することをおすすめします。そうすれば最悪、入国審査の時に何か言われても、コンタクトを外せば大丈夫な可能性はあります。

 

メガネやコンタクトレンズ以外にも、パスポートの写真では服装や髪型などについての注意事項もあります。それらの詳細は関連記事をご確認ください。

 

関連記事:パスポート写真の服装についての詳細

関連記事:パスポート写真の髪型についての詳細

関連記事:パスポート写真の厳密な顔のサイズについての詳細

 

最後に

パスポート写真を撮影するときにメガネを外す方がいいか?について説明しました。またコンタクトレンズをしている方に、注意した方がいい点についても説明しました。パスポート写真を撮影するときの参考になれば幸いです!

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