パスポートの写真のサイズはあらかじめ規定されているのはご存知だと思います。しかし、その規定がかなり厳しいと、NG判定をされたことがある人は多いと思います。
この記事では、これからパスポートを申請しようとしている人に向けて、パスポートの写真のサイズについて詳しく説明していきます。また履歴書の写真として使えるのか?についても説明します。
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パスポートの写真が小さいと判定されるサイズは?
証明写真撮影機やアプリで写真を撮影するときに一番気にあるのが、パスポートの写真そのものの大きさです。大きさは「縦45mm×横35mm」のものを選びましょう。この写真には縁(ふち)があってはいけませんよ。
この大きさだけを気にして、撮影した写真を持っていくと小さいと判定される場合があります。その理由はもう一つの規約です。それは「顔の縦の長さは、写真縦の70~80%(34±2ミリメートル)であること」というものがあります。写真の縦の長さは70%~80%は厳密には、31.5mm~36mmですが、規定では32mm~36mmなので、規定に従いましょう。
さらに文章としての指定はありませんが、顔の位置についても厳しく決められています。それは頭部の余白と、顎の位置です。頭部の余白は、2~6mm、顔の中心は中央線から2mmの範囲となっています。
これらの規約の言葉と余白について図で表すと次のような図になります。
パスポートの写真のサイズでNGになる例を説明
次にNGとなってしまう例について紹介しています。
写真のサイズでNGとなってしまう例を紹介
NG1は上部の余白が小さいことでNGとなってしまいます。2mm~6mmは余白を開けましょう。
NG2は、顔の縦のサイズの規定に違反しています。32mm~36mmの大きさにしましょう。
NG3は顔の縦のサイズの規定に違反しています。NG2とは違い大きすぎます。32mm~36mmの大きさにしましょう。
パスポートの写真のサイズで履歴書に使っていいの?
パスポートの写真のサイズはかなり厳密に規定されていました。そこで規定をちゃんと理解して、証明写真撮影機などを利用して撮影しました。しかし、そのとき2枚写真が出てくる証明写真撮影機があります。1枚は何かあったときの予備ですが、パスポートの申請が通れば、無用の長物です。
そこで、この写真を履歴書に使い回そうとかんがえると、可能なのでしょうか?説明しましょう。
答えから言うと、履歴書にパスポートの写真を使いまわしてもOKです。ちゃんと縦40mm、横30mmに切る必要がありますが、それができていれば、サイズ的には問題ないでしょう。また履歴書の写真として、本人の確認が取れるので、事務的な効力は十分でしょう。
ただし、履歴書を見た人の印象はあまり良くないかもしれません。写真使いまわしているのは一目でわかります。「この人は、履歴書をちゃんと作る人じゃないのかな。うちの会社にはテキトーに作った履歴書で受けにきているんだなぁ」と思われてしまっても仕方ありません。記念面談や練習用として使用する分にはそれでもいいですが(本当は企業側が迷惑するのでできればやめた方がいいです)、本命の企業や中々就職が決まらない人は、ちゃんと写真を撮った方がいいでしょう!
最後に
パスポートの写真自体のサイズについては、撮影時に意識しますが、顔の位置や大きさまで意識して撮影している人は少ないと思います。「まあ、多少は・・・」と適当に撮影してしまうかもしれませんね。
パスポートの役割というのは、単なる外国に行くためだけのものではなく、写真付きの身分証明書となります。そのため海外では盗まれたり、偽造されたりするのです。「ちょっと小さいぐらいいいじゃん・・・」と思う気持ちはわかりますが、その不満は大空にでも吐き出して、もう一度トライしましょう!
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